詰めフット

詰めフット

よっしゃー・すっげー・えっっぐを卒業するためのNFL観戦法

詰めフット

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

double coverでガッチリ守られてもmotion使えば繋縛を解かれるよ! 変幻自在なChiefs Offenceによるイヤラシイmotionとは?

2020 seasonのDivisional roundで、HillとKelceをターゲットにしたexplosiveなChiefs offenseにボコボコにされたBrowns。(以前の記事参照) その反省を生かし、彼ら2人をそれぞれdouble coverして対処しようとしたが、 その目論見は、Andy Reidによるイヤラシ…

パスプロのフリしたらBlitzに入ってくれますよ! BradyとGronkによる阿吽の呼吸

Patriotsの時からずっとコンビを組み続けてきたBradyとGronkowski。 Buccaneersに渡ってからも未だ健在の息ぴったしな連携を紹介する。 まずは映像から The 100th TD connection between @TomBrady & @RobGronkowski! : #DALvsTB on NBC: https://t.co/0VSAG…

【華麗】想定されるcoverageに対して最も効果的なcallと適切なread

2021 seasonの開幕戦、Dallas Cowboys vs Tampa Bay Buccaneers。 第3 quarterも終わりにさしかかり、9点差を追いかけるCowboysにとってはなんとしても勝利への希望を繋ぎ留めたい、そんな3rd-&-4 situationにおいて見られた、華麗なplayをご紹介する。 まず…

Sabanが生んだCover-7⑧ (weakside) "Cone"

Cover-7特集の第八回は、"Cone"を紹介する。 Coneは最もよく使われるweakside callである。 weaksideの#1 receiverをinside leverageからFSが、outside leverageからcornerがcoverする。 #1が内側からrelease → FSが彼についていき、cornerはzone offする。 …

Sabanが生んだCover-7⑦ (weakside) "Connie"

Cover-7特集の第七回以降は、Cover-7のweakside callを紹介する。 weakside calls Cover-7はsplit-field coverageであり、strong sideとweak sideそれぞれに対して別々のcallがなされる。 offenseはweak sideにbest receiverを置くなどして攻略しようと試み…

Sabanが生んだCover-7⑥ (vs 3x1) "Stump"

Cover-7特集の第六回は、"Stump"を紹介する。 StumpはMOD(第二回で紹介)の対trips versionである。 cornerは#1 receiverより内側に、そして彼から距離をとってlined upする。 press man-to-manfであるかのように見せて、snapと同時にbailすることもある。 co…

Sabanが生んだCover-7⑤ (vs 3x1) "Stubbie"

Cover-7特集の第五回は、"Stubbie"を紹介する。 StubbieはBracket(第一回で紹介)のtrips versionである。 trips sideの#1 receiverに投げられることがあまりないため、 strongsideのcornerは#1に対しMEG('Man Everywhere he Goes')をplayしてもriskyではない…

Sabanが生んだCover-7④ (vs 3x1) "Clip"

Cover-7特集第一〜三回では、2-by-2 setsに対してのCover-7を扱ってきたが、 第四回以降はtripsに対しての守り方を共有することにし、 今回は"Clip"を紹介する。 Clipとは、その本質はCover-2であるが、coverageのsystemは、zoneというよりもman-matchに基づ…

Sabanが生んだCover-7③ (vs 2x2) "Mix"

Cover-7特集の第二回は、"Mix"を紹介する。 今までに紹介したBracketとMODは、star(*)をbox外に置き、run守備に含めないpass重視のcallであった。 一方、starをrunに参加させたいときによく使われるのが、Mixであり、 そのルールはほとんどMODと同じであるが…