2021-01-01から1年間の記事一覧
Mahomesの出現により2018 seasonから圧倒的な強さを誇ってきたchiefs。 しかし、2021 seasonはweek 5終了時点で2-3と負け越している。 なぜなら、昨シーズンのSuper BowlのBuccaneersによって、 2-high, no blitz, Hillをdouble cover がchiefsのexplosiveな…
2020 seasonのDivisional roundで、HillとKelceをターゲットにしたexplosiveなChiefs offenseにボコボコにされたBrowns。(以前の記事参照) その反省を生かし、彼ら2人をそれぞれdouble coverして対処しようとしたが、 その目論見は、Andy Reidによるイヤラシ…
Patriotsの時からずっとコンビを組み続けてきたBradyとGronkowski。 Buccaneersに渡ってからも未だ健在の息ぴったしな連携を紹介する。 まずは映像から The 100th TD connection between @TomBrady & @RobGronkowski! : #DALvsTB on NBC: https://t.co/0VSAG…
2021 seasonの開幕戦、Dallas Cowboys vs Tampa Bay Buccaneers。 第3 quarterも終わりにさしかかり、9点差を追いかけるCowboysにとってはなんとしても勝利への希望を繋ぎ留めたい、そんな3rd-&-4 situationにおいて見られた、華麗なplayをご紹介する。 まず…
Cover-7特集の第八回は、"Cone"を紹介する。 Coneは最もよく使われるweakside callである。 weaksideの#1 receiverをinside leverageからFSが、outside leverageからcornerがcoverする。 #1が内側からrelease → FSが彼についていき、cornerはzone offする。 …
Cover-7特集の第七回以降は、Cover-7のweakside callを紹介する。 weakside calls Cover-7はsplit-field coverageであり、strong sideとweak sideそれぞれに対して別々のcallがなされる。 offenseはweak sideにbest receiverを置くなどして攻略しようと試み…
Cover-7特集の第六回は、"Stump"を紹介する。 StumpはMOD(第二回で紹介)の対trips versionである。 cornerは#1 receiverより内側に、そして彼から距離をとってlined upする。 press man-to-manfであるかのように見せて、snapと同時にbailすることもある。 co…
Cover-7特集の第五回は、"Stubbie"を紹介する。 StubbieはBracket(第一回で紹介)のtrips versionである。 trips sideの#1 receiverに投げられることがあまりないため、 strongsideのcornerは#1に対しMEG('Man Everywhere he Goes')をplayしてもriskyではない…
Cover-7特集第一〜三回では、2-by-2 setsに対してのCover-7を扱ってきたが、 第四回以降はtripsに対しての守り方を共有することにし、 今回は"Clip"を紹介する。 Clipとは、その本質はCover-2であるが、coverageのsystemは、zoneというよりもman-matchに基づ…
Cover-7特集の第二回は、"Mix"を紹介する。 今までに紹介したBracketとMODは、star(*)をbox外に置き、run守備に含めないpass重視のcallであった。 一方、starをrunに参加させたいときによく使われるのが、Mixであり、 そのルールはほとんどMODと同じであるが…
Cover-7特集の第二回は、"MOD ('Man Outside and Deep')"を紹介する。 この例では、field右半分に対してMODがcallされている。 MODとは、cornerbackが#1のoutsideとdeep routeに関してman-to-manをplayする、という意味である。 もし#1がunderneathに走り込…
Cover-7特集の第一回は、"Bracket"を紹介する。 この例では、field左半分に対してBracketがcallされている。 cornerbackは#1に対してMEG('Man Everywhere he Goes')をplayする、つまり、#1のいかなるrouteに対しても彼を例外なしにman-to-manする。 starは#2…
man-match coverage とは? man-match coverageとは、ただのman coverageでもなく、ただのzone coverageでもない、それらを組み合わせたcoverageのsystemのことである。 優秀な選手が揃っているのであれば、man coverageを敷くに勝るものはないが、 そうでな…
何かを感じ取ったKuechly 今、何が起こったのか Saintsのplayは? TB Screenを予感し、それをdisruptするためにaudibleする 1. nickleをblitzさせる 2. 自分はOLsの影に隠れ虎視淡々と獲物を狙う 2019 seasonをもって現役を引退したLuke Kuechlyは、7年連続Pr…
"Wasp"とは? 大逆転劇 3x1 formationに対する守り方 cover-6 cover-6 Buzz 4-Vertの印象を49ersに植え付ける ここぞという時に伏線を回収する おまけ Wasp信仰 Madden 21にも "Wasp"とは? 大逆転劇 2019 seasonのSuper Bowl。 10点behindで迎えた4Q残り6:5…
この記事は、front編、backs編①の続きである。 未読の方は先にどうぞ。 manimani-football.hatenablog.com manimani-football.hatenablog.com pre-snap look post-snapでの種明かし protectionを無力化する pre-snap look 3rd & 8 situation。 Chiefsはまた…
BuccaneersのDC Todd BowlesがいかにしてChiefsのexplosiveなoffenseを完封したのか。 今回は、backsに着目していく。 前回のfront編を未読の方は、先にどうぞ manimani-football.hatenablog.com dime package(=6 DBs) 3 safeties look 隠れた天才的なconcep…
disguiseを多用し、QBを幻惑させるgimmickyなdefenseを繰り出すChiefs defense。 DC Steve Spagnuoloによる変幻自在な守備を紹介する。 disguise Bradyはmesh/wheel conceptを採用 なぜABがopenにならなかったのか disguise Chiefs defenseは今のところ、2-d…
odd frontでpressure corner blitz Mahomesを左に逃す! E-T stunt 2-deep safeties pass protectionを右slideにさせる odd frontでpressure 3rd downで、Buccaneersはよくodd frontを使用した。 Chiefsのfirst offensive possensionを例に見ていく。 Vea(上…
explosiveなChiefs offenseを今まで特集してきたわけであるが、 Super Bowl LVは大方の予想に反し、ChiefsがひとつもTDを取れないという結果に終わった。 ネット上では、Mahomesが足を怪我していたからとか、控えのOLだったからとか、refereeがBucsよりだっ…
Chiefsが、3x1 setのsingle sideにKelceを置くformationを、今までたくさん紹介してきた。 ↓参照 manimani-football.hatenablog.com この時、KelceをTEの位置にsetさせるのではなく、isolated-Yとしてalignさせることで、defenseのcoverageを把握していると…
Box numberは関係ない。 leverageとalignmentで判断する Chiefsの特徴的なRPOでは、pre-snap時点でoptionの決定がなされていることが多い。 全く同じlookから繰り出される、相手のcoverageに合わせた4通りの攻め方を4回に分けて紹介する。 以前の記事の続き…
Box numberは関係ない。 leverageとalignmentで判断する Chiefsの特徴的なRPOでは、pre-snap時点でoptionの決定がなされていることが多い。 全く同じlookから繰り出される、相手のcoverageに合わせた4通りの攻め方を4回に分けて紹介する。 以前の記事の続き…
Box numberは関係ない。 leverageとalignmentで判断する Chiefsの特徴的なRPOでは、pre-snap時点でoptionの決定がなされていることが多い。 全く同じlookから繰り出される、相手のcoverageに合わせた4通りの攻め方を4回に分けて紹介する。 以前の記事の続き…
Box numberは関係ない。 leverageとalignmentで判断する Chiefsの特徴的なRPOでは、pre-snap時点でoptionの決定がなされていることが多い。 全く同じlookから繰り出される、相手のcoverageに合わせた4通りの攻め方を4回に分けて紹介する。 例の如くmotionでc…
Chiefsはまたしても 3x1 set、 Billsはcover-7を敷いている。 (cover-7についてまだよく理解していないため、わかり次第記事にまとめる) HillをCBとsafetyの2人でcoverし、KelseをCBでpress、deep zoneをsafetyがcoverしている。 Mahomesのfirst readはKelse…
Chiefsは11personnel(1RB, 1TE)、3x1 setである。 対して、Buccaneersは今のところsingle-high lookである。 RBをmotionさせる。 snap callと同時に、2人のdefender(赤)がback stepを踏み始めたことより、 BuccaneersはCover-3 Cloudを敷いていると考えられ…
Buccaneersは、cover-1(deepに1人、underneathはman cover)を敷いている。 Box内(□)人数比が5対6であるため、runのblockerが足りない。 そこで、MahomesはKelceをmotionさせ、 Box内にsetさせた。 Kelceをman-to-manしているdefender(黄)が、 runに参加して…
※この記事は書きかけです。 わかりやすい例を見つけ次第、加筆・修正・更新致します。 man-matchingとzone-matching 重要な用語 A('Apex'): H('Hook'): Triangle coverage: Backside and Box Backside coverage: Box coverage: Full Field coverage: RPOに対…
Buccaneersはどう守る? Cover 7が鍵? ChiefsはHillやKelce以外のReceiverが重要! Chiefsのpass protectionには問題が、、、 Buccaneersの活路はDLのpass rush Buccaneersはどう守る? Cover 7が鍵? Week 12では、 BuccaneersはMahomesがpassを選択した53…