Buccaneersは、cover-1(deepに1人、underneathはman cover)を敷いている。
Box内(□)人数比が5対6であるため、runのblockerが足りない。
そこで、MahomesはKelceをmotionさせ、
Box内にsetさせた。
Kelceをman-to-manしているdefender(黄)が、
- runに参加してきたらBox内が6対7になるため、Passを選択
- Hillをdouble coverする動きを見せたらBox内が6対6になるため、Runを選択
というように、RPO(Run Pass Option)する
このplayは、split zone(back-sideのDEを、play-sideからpullさせてblockするinside zone run)のRPOである。
これはChiefsが多用するconceptである。詳しくは以前の記事(↓)を参照にされたい。
manimani-football.hatenablog.com
以降、Mahomesの視線と#33の動きに注目されたい。
snapを受けてからずっと#33を見ているのがわかる。
(ここでRBは右にcut backしている: 以前の記事参照)
#33が完全にrunに参加しているのを確認したMahomesは、one-on-oneで抜きかかっているHillへのpassを選択。
これにより、G前6 yardsまで進むことができた。