Cover-7特集の第一回は、"Bracket"を紹介する。
この例では、field左半分に対してBracketがcallされている。
cornerbackは#1に対してMEG('Man Everywhere he Goes')をplayする、つまり、#1のいかなるrouteに対しても彼を例外なしにman-to-manする。
starは#2のoutside leverageで、"fast 3"の時以外は、基本的に#2をman-to-manする。なお、runに対して役割は持たない。
safetyは#2のinside leverageで、#1と#2のdeepをhelpする。
macは#3あるいは"final 3"をcoverする。
(fast 3とfinal 3については後述する。)
Alabamaは画面下半分にBracket coverageを敷いている。
starは#2のoutside leverage、safetyはinside leverageにalignしている。
running backがoffset(routeに出られるようQBから遠目にset)しているため、starは彼のflatを念頭に置く必要がある。
#3(この場合RB)がsnap後すぐにflatを走った場合(="fast 3")、defenseはすかさず"push" callをする。
なお、このcallは、#3がflatを走った場合、位置関係的に#2であると見なすことができる、という点より合理的である。
実際、starは#3のflatを、macは"final 3"となった#2をcoverした。
safetyも余裕を持って#2のhelpができており、
leverageのadvantageによって、strong sideの3 eligible receiversをきちんとcoverできている。
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